創業100年から変わらぬ蕎麦の味、 信州の大地の恵みを丁寧に製粉しました。 長野県の実店舗で最も売れている蕎麦粉です。つながりやすく初心者からプロまで納得の一品です。
ロール製粉とは
鉄でできたローラーの間を、原料を通過させながら製粉する方法です。
粉の部位(色)で挽き分けることができる製粉方法です。ロール製粉は粉になりやすいそばの中心から粉になっていきます。
原料を循環しながら、ローラーとローラーの隙間を少しずつ狭くしながら、少しずつ製粉します。出てくる順に1番粉、2番粉、3番粉と呼びます。当社では1、2、3番粉をブレンドした全粒粉、1番だけのごぜん粉(更科粉)、2番、3番をブレンドした田舎そば粉などがあります。最後に細かい100メッシュでふるい、粒子を整えます。
ロール製粉の良い点
特徴はそばの実の部位による抽出が可能であるという事と粒子のそろったそば粉であるという事です。
そばの実は中心にでんぷん質の白い部分、外側に食物繊維やたんぱく質の色の付いた部分で成り立っています。中心の白いプリプリした弾力のある食感のそば粉をごぜんそば粉と言い、外側の色の付いたそば粉を田舎そば粉と言います。
原料をローラーにかけて、そばの実を割るだけでできるそば粉がごぜん粉です。繊維質やたんぱく質を含まないのですぐに粉になるのです。
機械を止めて、白い部分だけを抽出し、残りの原料をローラーにかければ、田舎そば粉が出来上がります。
ロール挽き
ローラーで切るように製粉していくので、石臼挽きそば粉に比べて細かい粒子の揃ったそば粉を作ることができます。細かい粒子の揃ったそば粉はツルっとした食感のつながりやすいそば粉になるので、そば打ち初心者には大変好まれます。
おすすめの使い方
ロール挽き製粉の粉は粒子の揃ったそば粉であるので、そば打ちを初めて行う人、まだ麺が切れやすい人に向いています。
かつてロール挽きはつながりにくいと言われていましたが、技術の進化で、初心者でも使いやすいそば粉になりました。
当社の信州そば粉金印は十割そばにも適しています。ぜひ挑戦してみてください。
そば打ち
ガレット、そば粉パン、クッキーなどで使用に適しています。
粒子が小麦粉の粒子よりは大きいですが、そば粉の中では細かいそば粉になるので、小麦粉と合わせた時、違和感なく、使うことができます。
パウンドケーキ
長野県では伝統的食文化であるそばがきとして食べられています。石臼挽きそば粉よりもフワッとした滑らかなそばがきに仕上がります。
そばがき
そば粉の栄養
そばは健康食品であります。良質なたんぱく質は体をつくり、豊富な食物繊維は腸の動きを整えます。
ビタミンB1B2は脂肪をエネルギーに変え、肌の状態を整えます。蕎麦特有の栄養素のルチンは血管を強くする働きがあるとされます。最近話題のレジスタントプロテインは食物繊維のような働きをするたんぱく質で、他の穀物に比べて血糖値の上昇が穏やかであり、脂肪の吸収を抑える効果が期待できるとされています。
栄養価はそばの中心の白い粉よりも外側の黒い粉の方が高いです。
おすすめそば粉
当社で常時用意しているロール挽きそば粉は3種類