風穴とは
信州小諸の氷地区には「風穴(ふうけつ)」と呼ばれる天然の冷蔵庫があります。天然の地形が生み出した冷却システムで地下に空間、永久凍土があり、冬季に寒さによりに岩石を冷却、夏期に冷気を吹き出す。風穴内の温度は最高が摂氏6.1度、最低がマイナス0.6℃、湿度は88%~90%に保たれている。 明治時代には生糸を作る蚕種の貯蔵庫として、小諸の養蚕業を支え。小諸市内には14の風穴があった。氷風穴の歴史は古く、江戸の文禄時代から300年以上の歴史がある。現在でも野菜や酒などを入れて使い続けており、この歴史の長さは日本一であるという。