信州小諸「寒ざらしそば」2023
2023年2月1日
氷温熟成 寒ざらし仕込み
![](http://www.konaya.jp/blog/wp-content/uploads/2023/02/IMG_8672-1000-600x400.jpg)
2023年1月 本年もよろしくお願いいたします。
今年も信州小諸の寒さを生かして、寒ざらしそばに挑戦しました。
寒ざらしそばとは、
黒い殻のついたそばの実を、冷たい流水にさらして、
そばの持つ甘みや保存性を増加する熟成方法です。
水温1度から2度の流水に1週間さらした後、
寒風に晒しながら、天日乾燥をして、水分を調整します。
江戸時代に信州高遠藩が寒ざらしそばを将軍に献上して、
大変喜ばれたと言われています。
武石せいしゅん村さんと大西製粉は2004年から寒ざらしに取り組んで20年目
場所を長野県小諸市菱野温泉の清流に移して、3年目の挑戦になります。
![](http://www.konaya.jp/blog/wp-content/uploads/2023/02/IMG_8652-1000-600x400.jpg)
今年(2023年)は最強寒波ということで、
非常に寒い、極寒の状態でしたので、
非常に良い寒ざらしができたと思います。
![](http://www.konaya.jp/blog/wp-content/uploads/2023/02/IMG_8655-1000-600x400.jpg)
0度でも流水なので凍るのは一部
気温はマイナス10度でした。。
![](http://www.konaya.jp/blog/wp-content/uploads/2023/02/IMG_8676-1000-600x400.jpg)
![](http://www.konaya.jp/blog/wp-content/uploads/2023/02/IMG_8674-1000-600x400.jpg)
樽の表面が凍り付いたので、取り除いています。
![](http://www.konaya.jp/blog/wp-content/uploads/2023/02/IMG_8659-1000-600x400.jpg)
一袋22.5kgの玄そばが入っています。
水を含んで重くなっています。
![](http://www.konaya.jp/blog/wp-content/uploads/2023/02/IMG_8680-1000-600x400.jpg)
![](http://www.konaya.jp/blog/wp-content/uploads/2023/02/IMG_8683-1000-600x400.jpg)
ビニールハウスの中で、
ブルーシートを広げて玄そばを乾燥させます。
毎日2回、玄そばをかき混ぜて、均一に乾燥するようにしていきます。
約10日間、乾燥をさせます。
その後
製粉工場に移動して、
石臼挽き製粉を行います。
その後、
製麺工場に移動して、製麺加工をして、ようやく、発売となります。
発売は 2023年2月14日(火)発売開始
限定1000トン粉にして600kgくらいの限定販売ですので、
お早めにご利用ください。