節分の日に「蕎麦の巻きずし」を

節分といえば、
豆まきや巻きずしを思い浮かべる方が多いかと思います。
季節の変わり目にあたる節分は、
昔から一年の無事を願う大切な節目の日として、
さまざまな行事や食の風習が受け継がれてきました。


近年では、
恵方を向いて巻きずしを食べる習慣も広く知られるようになり、
節分の食卓に巻きずしが並ぶ光景も、すっかり定着してきたように感じます。

家族で同じ方向を向いて食事をする、そんな何気ない時間も、
行事ならではの楽しみのひとつなのかもしれません。

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節分蕎麦

一方で、地域によっては、
節分の日に蕎麦を食べ、
一年の無病息災を願う
「節分蕎麦」という風習もあるそうです。

年越し蕎麦ほど知られてはいませんが、
季節の節目に体を整え、
新しい季節を迎えるために蕎麦をいただくという考え方には、
昔ながらの暮らしの知恵が感じられます。

蕎麦は、特別なごちそうというよりも、
日々の暮らしの中で、体に寄り添ってくれる食べ物。
だからこそ、年の終わりだけでなく、
季節の節目節目に食べられてきたのかもしれません。

そばの巻きずし


今回は、そんな節分に合わせて、
蕎麦麺を使った
「そばの巻きずし」を作ってみました。

巻きずしと蕎麦、それぞれの良さを活かしながら、
少し違った形で節分の食卓に取り入れられたら、という思いからです。

具材は、
野菜やお肉を使ったキンパ風。

ごまの香ばしさや具材の旨みが加わることで、
蕎麦の風味がより引き立つよう工夫しました。

巻く際には、蕎麦の食感を損なわないよう、
力加減にも少し気を配っています。

出来上がったそばの巻きずしは、
いつもの巻きずしとはまた違った表情を見せてくれました。
蕎麦ならではの香りと、具材の味わいが重なり合い、
噛むほどにそれぞれの良さが感じられる一品になったと思います。

蕎麦の巻き寿司(大西製粉レシピ)
蕎麦の巻き寿司 

季節の行事を、少しだけ意識して、
いつもの食卓に取り入れてみる。
特別なことをしなくても、
そんな小さな工夫が、日々の食事をより豊かなものにしてくれるように感じます。

これからも、大西製粉では、
蕎麦を通して、季節を感じていただけるような楽しみ方や、
日々の暮らしに寄り添うご提案を続けていきたいと思います。
節分のひとときに、蕎麦の新しい楽しみ方を思い出していただけたら幸いです。

この記事を書いた人

大西 響のアバター 大西 響 大西製粉5代目

大西製粉5代目社長 大西響
霧下蕎麦の名産地として知られる長野県小諸市で、そば粉専門の粉屋を営んでおります。地元の良質な蕎麦を全国のそば打ち愛好家様にお届けできるように、日々奮闘しております。

奥深い蕎麦の世界、知れば知るほどその面白さは増していくようです。 どうぞ細く長く縁起の良し蕎麦のように、末永くお付き合いください。

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