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そばがきの作り方レシピ(そば粉を熱湯で練った食べ物)

こんにちは大西製粉の大西響です。

先日、クロスワードパズルの問題になったようで、
「そば粉を熱湯で練った食べ物の名前はなんですか?」 と質問を受けました。

蕎麦を麺にし食べ始めたのは、鎌倉時代までさかのぼりますが、
それ以前は、粉に熱湯を注ぎ、よく練ってから、団子にして食べていたと言われています。

これを「そばがき」と言います。

  • 1、そばがきとは

そば粉100%で作るので、

ふわっとして、そばの香りや風味がダイレクトに口に広がります。

食べた瞬間、「うまい」と叫ぶ、食べものでは、ありませんが、
「数日すると、なんだか、食べたくなってくる。」
「数年たっても、味を記憶している。」

そんな魅力があります。

詳しい「そばがきの作り方レシピ」はこちら

長野県内では、昔は日常的に食べられていたので、
「昔、祖母が作ってくれた思い出の味」「昔の蕎麦の味を思い出した」と
長野県出身の方から「そばがき」について喜びのお手紙をいただく事が多いです。

2、そばの栄養を余すことなく摂取

そばの栄養が小麦や米に比べて、非常に高いと評判になっています。
麺状にしてしまうと、小麦が入っていたり、
また
茹でた時に 栄養素がお湯に溶けだしてしまいます。

その点、そばがきなら、そばの栄養を余すことなく、摂取することができます。

2、そばがきの作り方

そばがきの作り方はいたって簡単です。

用意するもの
挽きたてのそば粉 50g
水 200cc

鍋で木べらで混ぜながら、中火にかけてください。
沸騰しましたら、火からおろして、力いっぱいかき混ぜます。
お好みで、醤油、そばつゆ、などと一緒にお食べください。

⇒詳しい「そばがきの作り方」はこちら

蕎麦屋さんで、そばがきがあったら是非ご注文ください。

使っている そば粉に自信がなければ、提供できません。
また
捏ねるのに1人つきっきりで、時間がかかるので、職人さんはあまりやりたくないです。

それでも そばがきが メニューにあるということは、 本物のそば屋さんの 証であると言えそうです。

この記事を書いた人

大西製粉店長のアバター 大西製粉店長 大西製粉5代目

大西製粉5代目社長 大西響
霧下蕎麦の名産地として知られる長野県小諸市で、そば粉専門の粉屋を営んでおります。地元の良質な蕎麦を全国のそば打ち愛好家様にお届けできるように、日々奮闘しております。

奥深い蕎麦の世界、知れば知るほどその面白さは増していくようです。 どうぞ細く長く縁起の良し蕎麦のように、末永くお付き合いください。

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