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時を選ばずそばを打っては食しております。

千葉県 齊藤さま 71歳

いつもお世話になりなっております。初めてお便りいたします。そば打ち講習会にて「石臼挽きそば粉」及び「信州そば粉金印」と出会って2年、味と香りのよさに魅了されました。蕎麦好きの私にとっては傍から離すことが出来なくなり、時を選ばず打っては食しております。
またサークル及び町内会等の集まりのときには提供させていただき、今では心待ちにされる程になりました。
この様なことを書きますと、そば打ちを自画自賛しているかのように聞こえてしまいますが決して上手に出来ているわけではありません、やはり蕎麦の香りと味の良さが個人の舌を満足させてくれて居るものと思われ、大変助けられており又、よろこばれております。これからも益々良いお仕事の結果を提供していただけますようお願いいたします。最後にお願い、「田舎そば」の打ち方をHPにでも掲載していただければ幸いです。

 お世話になります。蔵の粉屋大西製粉の大西響です。お手紙ありがとうございます。私たちの信州産蕎麦粉について、うれしいコメントを頂き、誠にありがとうございます。おいしい蕎麦というのは様々な要素で成り立っていますね。美味しい蕎麦を育む風土、栽培が難しい蕎麦に取り組んでくれる生産者様、私たち製粉業者、そしてそば打ちの愛好家様、提供する状況、どれか手を抜いても美味しい蕎麦にはならない時がありますね。私たちは特に難しいことをしているわけではございませんが、これからも挽きたてをお届けできるように努力していきます。
田舎そばの打ち方ですね。更科蕎麦のように特別変わった打ち方があるわけではないようです。田舎そば粉というのは蕎麦殻まで挽き込んだそば粉で、3番粉や甘皮が多い粉であることが多いですね。水が入るようで入れすぎると後で、ねばねばしてしまい失敗することがあるので、通常より少な目で行くように心がけてください。
今後ともよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

大西製粉店長のアバター 大西製粉店長 大西製粉5代目

大西製粉5代目社長 大西響
霧下蕎麦の名産地として知られる長野県小諸市で、そば粉専門の粉屋を営んでおります。地元の良質な蕎麦を全国のそば打ち愛好家様にお届けできるように、日々奮闘しております。

奥深い蕎麦の世界、知れば知るほどその面白さは増していくようです。 どうぞ細く長く縁起の良し蕎麦のように、末永くお付き合いください。

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